2010年04月12日

ナハトイェーガー  〜菩提樹荘の闇狩姫〜


ナハトイェーガー ~菩提樹荘の闇狩姫~ (GA文庫)

ナハトイェーガー ~菩提樹荘の闇狩姫~ (GA文庫)

  • 作者: 涼元 悠一
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2006/12/14
  • メディア: 文庫




あらすじや口絵などから伝奇っぽいイメージを受けた本作品。
実際読んでみると伝奇のような世界観の中に多分に百合成分が含まれていました。

女子高生・白河恵那が雑居ビルの屋上で出会ったのはフレイヤと名乗る白金色の髪の少女。
どこか不思議な雰囲気を漂わせる少女のことが気になって仕方がなくなる恵那だが、その頃から周囲でたびたび手のひらほどの紅い人影を見掛けるようになり――という感じのお話。


百合の方はまだまだこれからという感じでしたけど、少女がだんだんと百合に目覚めていく様子が面白かったです。周囲に茶化されながらもフレイヤのことを考えてボーっとしてしまうあたり完全にマジですね。百合を扱った作品を読んだのは初めてな気がしますけど、異性であっても同性であっても恋は恋なのですね。これはこれでありかと。

そうはいっても主題は伝奇であったように思えるわけで。途中コミカルな部分もありましたが、雰囲気は全体的に妖しげでした。フレイヤといい這子といいまだまだ謎の多い人物だけに続編で明かされるのが楽しみですね。でも、3年以上前に出されていることを考えると、打ち切られてしまったのかも?最後気になる終わり方をしているしこのままだとどうにも気持ちが悪いのですけどね。

それと、あとがきで売れそうな要素を色々含めたと書いてあったのですけど、弓道についてもそれなりにしっかりと調べていたようなのは個人的に嬉しかったです。弓道モノって経験者から見るとどうしても不自然な点が多いのですけど、これは割かししっかりしてた印象。無理やりつっこむとすれば、二十射十七中って確実に全国レベルじゃないですかというくらいでしょうか?体配については流派の違いだろうと解釈して割愛。

フレイヤ這子に次いで謎が多かったのは奏。恵那のように普通の人でありながらもいち早く真相に近付いてく様子は確実に何か隠してるからだと思うのですけど、その辺りについてもこの巻では触れられずじまいだったのが残念でした。


という感じで感想終了。続きを、続きを出してください。お願いします。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 09:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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