2010年04月07日

ルーク&レイリア  アルテナの少女


アルテナの少女―ルーク&レイリア (一迅社文庫アイリス)

アルテナの少女―ルーク&レイリア (一迅社文庫アイリス)

  • 作者: 葉山 透
  • 出版社/メーカー: 一迅社
  • 発売日: 2008/09/20
  • メディア: 文庫



9Sの続きはルクレリを読みつつ待つことにしようかな。というわけで2巻です。


この巻のテーマは遺跡謎解き。
かつての凄腕ハンター・ルークの復帰後初仕事は儀式の生贄にされそうな少女を助けてくれという依頼。少女の兄であるという人物の依頼に意気込んで現地に乗り込むルークだったが、騙された揚句に追われる身となってしまい――という感じのお話。


葉山透さんの著作は物語に密度があるというか、いくつも山を設けつつうまく1冊分の分量に収めるのが上手いと改めて感じさせられました。この巻の話も、書く人によっては2冊分くらいになってしまいそうな展開を1冊に収めきっていて、読み終わったときには他の作品に比べて少し疲れてしまうのですが、その疲労がまた心地よかったです。

所々にバトルが含まれていたりもしましたが、初出が富士見ミステリー文庫なこともあってクライマックスは謎解き。個人的にここはあまり面白いと感じられませんでした。ミステリーの魅力はまだよくわかりません。

今回いきなり大失敗をしてしまったルークですけど、その最大の原因は浮かれていたからというよりも依頼が妹を助けてくれというものだったからのようなにも思えますね。というよりも、昔の感覚を思い出した今後もこういう依頼は一も二もなく受けてしまうようなキャラであってほしい。兄馬鹿でなくなったらルークなんてそんなのルークじゃないと思っているので。

レイリアがそこまで積極的にルークの仕事に関わっていなかったのは少し残念。一応相棒のように手伝ったりもしていましたけど、どこか一歩下がった立場に終始したような印象。序盤でマーティーたちを追い払った時はかっこよかったんですけど…。次の話ではもっと活躍しれくれることを期待。

ヒルドと白戦姫の戦いは修羅同士の戦いっぽくて面白そうでした。決着がつくまでやりあってほしいところでしたけど、まあガチバトルが売りの話ではないので仕方ないところですね。でも、どちらかでもいいからまたバトルシーンを読みたいと思えるキャラでした。


そんな感じで感想終了。続きもそのうち読みたいところではありますけど、他に面白そうなものがあればそちらを優先させる方向で。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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