2010年02月17日

みにくいあひるの恋 2  死にぞこないの人魚姫


みにくいあひるの恋 2 (MF文庫J あ 2-14)

みにくいあひるの恋 2 (MF文庫J あ 2-14)

  • 作者: 日日日
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/12/22
  • メディア: 文庫



恋をすると死んでしまう世界で紡がれる、切ない恋の物語の第二弾。
この巻のあらすじとしては、『恋の病』を治す特効薬と噂される『人魚の肉』を求めて人魚島を訪れます。果たして『人魚の肉』とはどういう薬なのか――という感じのお話です。


人魚島の出来事はあまりにも都市伝説みたいな話で、信頼できる筋からの情報があったとはいえ、何の疑いもなく向かうことになった展開にはちょっと都合がよすぎないかと思いました。ですが、終わってみれば陀衣とあひるの関係がいい感じにこじれてきて、今後の展開がとても気になってきました。1巻からは予想できない展開でしたが、恋愛物としてはとても面白い展開を迎えたので、これはこれでどう続くのかとても楽しみです。

陀衣くんはヒロインから外れてしまったのですか!?
という冗談はさておき、陀衣があひるに対して好意を抱いているのはわかるのですが、それが恋心と言えるのかどうかというのがちょっと気になったり。憧れを抱いており、幸せになってもらいたいと思っていることもはっきり描かれていますが、幸せに生きるあひるの隣りにいてやりたいとまでは思っていなさそうなんですよね。あひるが生き続けられるなら離れ離れになっても構わないと言えるのは、自分が将来結ばれるのは茜子だという確固としたイメージがあるからでしょうか?まだあひるへの好意を捨てたわけではないでしょうが、果たして次巻ではどうなるのでしょうね。

あひるについては、あれほど好意を伝えても気付いてもらえなかった陀衣から突然嫌いだと宣言されたわけで、突然の豹変ぶりに戸惑う様子がとても印象的でした。けど、突然そんなことを言われた理由については知らなさそうですよね。いつか終わりを迎えると予想していたとも言ってますけど、それはあひるの死による終わりのことだったと思われますし。とはいえ、まだ諦めないという姿はとても健気で、こんなにいい子を泣かせるなんて本当にけしからん人ですね、陀衣くんは。
けしからんといえば、途中の女装陀衣くんと猫化あひるの一場面でこれなんてエ(ry的な妄想をしてニヤニヤしてたのはここだけの秘密です。

「善意が人を傷つけることがある」というのは言われて初めて気付いたような。なかなか新鮮な展開でした。個人的にはあひる派ですけど、最終的には茜子さんも幸せになれる展開を迎えてほしいところですね。
遊菊についてはやや空気化が進んでいたような気が。
それと、今回はデレなかった吟がまたデレることはあるのかというのもちょっと気になったり。
あとがきで触れられていた恋の病の治療法については、あまり深く考えるとオチが見えてしまいそうで怖いので考えないことにします。まあ自分で考えるのが面倒というのが本音ですが。


グダグダになりかけてきましたのでこの辺りで今回の感想は終了とします。続きが出たらすぐにでも読みたいですね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 04:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック