2010年02月16日

D-breaker


D-breaker (MF文庫J に 2-4)

D-breaker (MF文庫J に 2-4)

  • 作者: 二階堂 紘嗣
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/12/22
  • メディア: 文庫



絵師がフルーツパンチさんであるということと、中二っぽいあらすじに惹かれて読んでみることに決めたように記憶しています。


あらすじとしては、『調律士』見習いの五百月優馬が若き『龍騎士(ナイトアノール)』ノエル・ローゼンバーグと共に『歪曲士』イーサン・ソルトウォーターを追う話。本家あらすじはかなり無理してる感がありますが、簡単に言うと異能現代異能バトル物ということになるのでしょうか。


後半の、ノエルを助けようとする優馬の熱い言動がかっこよかったです。それまでの描写からノエルのために命を掛ける行動を取るに足る理由は乏しかったようにも思えますが、熱い主人公は好きなので気にしない方向で。『穢憑』や『鮮血の深紅(カラー・ミー・ブラッド・レッド)』など、気になる設定が投げっぱなしなので次の巻にも期待せざるを得ないです。それと、フルーツパンチさんのイラストはバトル物にあまり合ってないような気がしましたけど、多分気のせいですね。

キャラ的には主人公以外の掘り下げがほとんどなくてそれ以外のキャラに好感を持つのは難しかったかなという印象。とはいえバトルが中心の話だったのでそれでも許せますね。

ノエルと組んでイーサンを追うことになったのは響士朗にそう言われたから。初めノエルを助けたいと思ったのもある程度関わりを持った人間だから。そんな風に周りに流されるだけで生きてきた優馬が響士朗にぶつけた決意の言葉は、実力を鑑みれば青くさい思いだったのですけど、やっぱり男の子ならいざというときこれくらいの台詞が言えるようでないといけませんよね。結果としては投げっぱなしとなった設定によって助けられたわけですけど、一度命を懸ける決意をして実際に行動することができたのだから精神的には立派に成長したはず。誰かのためというよりも自分のための決意だったようにも見えましたが、一歩は一歩。優馬が少しずつ成長していく展開というのも期待が持てそうでいいですね。周囲の女性キャラには色々振り回されそうですけど、そっちは別に成長しなくてもいいかな。


という感じで感想はここまで。新刊は来月発売ということで、楽しみですね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 15:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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