2010年02月10日

カンピオーネ! X  剣の巫女


カンピオーネ!〈5〉剣の巫女 (集英社スーパーダッシュ文庫)

カンピオーネ!〈5〉剣の巫女 (集英社スーパーダッシュ文庫)

  • 作者: 丈月 城
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/11
  • メディア: 文庫



4巻でのエリカ分の薄さに不満を持ちつつも期待を持って迎えたシリーズ第5巻。

あらすじとしては、恋する乙女モード全開のリリアナが来日してきたりして相変わらずかしましい護堂の周囲だが、そこに新たな媛巫女・清秋院恵那が現われる。またしても増える愛人!?野郎殺してやる!!!――という感じのお話。(最後の方はクラスメート(主にあの三人)の心の叫びが混じってしまったということで)


この巻からは『学園篇』ということですが、本筋はやはり異能バトル。今回はようやく日本の神様が出てきたこともあり、神話の蘊蓄でもいつも以上に楽しませてもらいました。
徐々にパワーアップしてきたキスシーンのエロさはこれがもう限界ではないかと思うぐらいにエロかったです。個人的には4巻ぐらいの方が好きですが、それにしてもキスだけでここまでエロくできるのかと、正直感銘を受けました。これは次の巻でも期待していいんですよね?

舞い上がったリリアナの暴走や恵那の登場などありましたが、終わってみれば完全にエリカ回だったので個人的には大満足。護堂の言う通り量より質、一撃必殺を狙う作戦で全部持っていった印象ですね。珍しく護堂がエリカからのキスを拒まなかったりするなど、護堂の心をがっちりとらえている様子はさすがと言うほかないです。それでいながら裕理にも配慮を見せるなど、自分が認めた「愛人」たちへの気遣いもバッチリ。ハレムの正妻はやはりこの人以外にはありえませんね。

幽世での護堂はかっこよかった。エリカの死が刻一刻と迫る状況に怒り、そんな運命叩き潰してやると心の中で叫ぶ姿は、昨日読んだ殺×愛とは対照的で、とても心に響きました。自分のことを愛してくれる女性の危機にこういうタンカが切れることが、ハーレム物であるにもかかわらず護堂のことを嫌いにならない理由なのかなとも思ったり。まあ基本ヘタレなのはマイナスですが、バトルの時にはきっちり体を張って闘うので、その辺りのことで帳消しにされているところもあると思いますが。

それと、今さらながら護堂のお祖父さんの女性遍歴が気になって仕方ありません。リリアナとの接し方について護堂にアドバイスしたり、和食にかなり舌が肥えていると明かされたりなど、一体過去にどれだけの女性を泣かせてきたのやら。前の巻でルクレチア・ゾラとも親しかったと明かされてましたし、この人の過去話を短編でやるのも面白いのではないかと思ったり。かなりドロドロした話になりそうな気がしますが。


という感じで今回の感想はここまで。次回はエリカの口ぶりからするに裕理回になりそうな気もしますが、また新たな愛人が登場するという展開もあるのでしょうか?いずれにせよ、あとがきいわく今回はおとなしめの展開だったということなので期待大です。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 15:41| Comment(2) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
祐理は5巻で見せ場あったから6巻はリリアナメインと予想してます。彼女は5巻でいい所無しでしたし…。
Posted by タマ at 2010年02月10日 21:10
>タマさん

見せ場はあるにはありましたが、2巻に比べるとまだ薄いかなという気がします。
でも、リリアナもあのままでは終わらないでしょうから、彼女が巻き返す展開というのも十分あり得そうですね。
Posted by 青山尚之 at 2010年02月11日 00:18
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