2010年01月30日

ラグナ・クラウン


ラグナ・クラウン (MF文庫J)

ラグナ・クラウン (MF文庫J)

  • 作者: 三門鉄狼
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/11/21
  • メディア: 文庫



あらすじを見て「すわ、王女様が戦う話か!」ということで飛びついたように記憶しています。口絵を見る限り王女様も「王女様」っぽく見えたので。騎士である主人公がスケベということで若干の不安は感じていましたが。


あらすじとしては、あとがきにあった「騎士と王女が、人類の敵、異形の怪物と戦うファンタジー」というのが一番わかりやすいでしょうか。王女様が仲間を集めて大地を覆う化物の王を倒しにいくお話です。


なんというか、色々残念。
“薔薇の悪魔”という敵やその力を利用した“薔薇術”という能力などバトル物としての設定は面白いし、主人公のロックもここぞというところではかっこよかったのですが、イマイチ話にのりきれませんでした。

説明不足と思える箇所が何か所もあるのが難点でしょうか。国王が97歳で娘のセヴィリアが16歳という設定など。セヴィリアの能力“王國”については制約の意味がよくわからなくて、あってないようなものとしか思えなかったのですが…。

後半の見せ場であるクイーンとの対峙シーンでも、ロックが馬鹿すぎていちいち間が抜けているように思えました。ローズ・クイーンもなんだか小者っぽかったですし。ただ、一番残念だったのは“薔薇の牙城”でのロックの一言。「彼氏なんだ」って……。作者様には申し訳ないですが、ここの言葉選びはもう少しどうにかしてほしかったです。せっかくの緊迫感が一気に台無しでした。


ここまでかなり批判的に書いてきましたが、細かいところを気にしなければ大筋で面白い作品に化けそうな素質があるのも事実。来月2巻が発売とのことですが、買ってみるべきか否か非常に悩みどころです。読んだ人の評価待ちということにでもしましょうか。


posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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