2010年01月09日

剣の女王と烙印の仔U


剣の女王と烙印の仔 2 (MF文庫J す 3-2)

剣の女王と烙印の仔 2 (MF文庫J す 3-2)

  • 作者: 杉井 光
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/07/25
  • メディア: 文庫



1巻を読んでみてミネルヴァのキャラがわたしの好みのツボをおさえまくっているヒロインだったので2巻も速攻で買ってきて読んだように記憶しています。


この巻では男の娘っぽい新キャラも登場しましたが、そんなことはどうでもよくて、ただただミネルヴァのキャラが良過ぎます。冒頭の託宣のことを意識してクリスとまともに口をきけなくなったり、あからさまに告白っぽいことを言うクリスとそれを茶化す周囲に赤面させられたりと、この巻でも何この反則的な可愛さはと思えるシーンはばっちりでした。特に133頁のイラストとかもう…、ね。
それだけじゃないというのもミネルヴァの魅力。戦場でもクリスの暴走を抑えたりとしっかり活躍してくれてます。ただ、この巻では《塩撒き》としての活躍が薄めだったのはちょっと残念です。

ミネルヴァだけでなく他にもいいキャラが多いのがこのシリーズの魅力。この巻であっさりと出自が明らかにされてしまったのには拍子抜けしましたが、クリスが烙印の力で暴走してたシーンは個人的にこの巻のクライマックスだったと思います。烙印の力を発動させた瞬間は読んでてゾクリとしました。こういうシーンに出会うとMADにしてみたいな〜とか思ってしまいますね。

その他フランチェスカの策士っぷりもよかったのですが、この間で最も注目すべきキャラは初登場のデュロニウスだったのではないでしょうか。権威に対する敬意など持ち合わせずひたすら己の欲に忠実で、かといってそれだけではなく将軍として鋭い嗅覚も持ち合わせているというこのキャラ。クリスとも関係のあるキャラですし、こういう一癖も二癖もある敵キャラってラスボスとしてはかなりいい感じではないでしょうか?ただ、もうちょっと若いともっといい感じなんですけどね。さすがに50歳近いとなると時間稼ぎして死ぬのを待てばいいかという戦術も…って、ラノベに信長の野望的発想を持ち込んではいけませんね。とにかく、このキャラは今後の展開の鍵を握るキャラとなりそうな気がします。


そういえば、後ろのあらすじ見て気づいたんですが、これ戦記じゃなくてファンタジーなんですね。まあいずれにせよ王国とか出てきてヒロインに王女とかいたりしたらそれだけで食いついてしまうのですがw

しかし、この巻ではプリンキノポリを攻撃しましたが、七公国としてはサンカリヨンを奪還したいしミネルヴァとしてはサンクチュリオが最終目標みたいですし、このシリーズは最終的にどこで終わりを迎えるのでしょうね。当面はサンクチュリオ攻略がひとつの節目でしょうか。そうなるとまだまだすぐには終わりそうにないですが、このシリーズは好みのキャラが多くて気に入っているので望むところです。


今回の感想はこのあたりで。これでようやく積んである3巻にも手が出せます。今月4巻も発売されるみたいですし早く読まないと。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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