2009年09月26日

空ろの箱と零のマリア2


空ろの箱と零のマリア〈2〉 (電撃文庫)

空ろの箱と零のマリア〈2〉 (電撃文庫)

  • 作者: 御影 瑛路
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2009/09/10
  • メディア: 文庫



1巻を読んだ限りでは2巻も買おうとは思っていませんでした。でも、店で見つけたのでなんとなく気になってあらすじや口絵を見ている中で、「5月1日(金)告白」のページを読んでこれは買いだと思ったので購入してみました。

実際読んでみると、この作者は読み手を引きつける文章を書くのがうまいなあと思い知らされました。追い詰められた主人公の立場の描き方がうまく、この先どうなってしまうのか気になって最後まで一気に読み切ってしまいました。この本を読む前まで数時間PCを触ってて読んでる途中から目が疲れてきたのですが、それでも途中で間を空けたくなくて一気読みしてしまいました。

今回の話では“箱”の持ち主はわかりやすかったので、そちらよりもむしろ主人公はいかに追い詰められた状況から脱し、崩れ去った日常を取り戻すかの方を気にしながら読んでました。あそこまで崩れた日常があんなことで取り戻せてしまうのには疑問がないわけではないですが、そもそもあそこまでの崩れ方をしたこと自体がおかしい気がするので、最終的には元に戻るのが当然の流れだと思いました。

そういえば、口絵のところの話は本文では描かれないのですね。先にハイライトシーンを紹介してる感じでしょうか?本文ではそこのところが抜けるので肩透かしを食らったような気分になりましたが。

キャラの中では、やはりマリアがいいキャラをしています。頭はいいし喧嘩も…まあ強いし、鋭い洞察力でどんどん箱の所有者に迫っていくし、強い意思のもとに“O”を追っているけど弱い部分も抱えているし、周りに一輝との関係を誤解されるぐらいの距離にいるのに気にせず行動するし、かなりわたしの属性を突いてくるキャラですね。『9S』の由宇にかぶって見えるところもありますが、お気に入りキャラの候補入りは決定です。イラスト的にかなり好みのキャラですね。

イラストでは、カラーの絵と白黒の絵はもしかしたら別の人が書いているのかと思うくらいに違いがあるのが少し気になりました。カラーに比べて白黒のイラストはキャラが少し幼く見えました。わたしはカラーのイラストの方が好きなのですけどね。

というわけで、話の展開もうまいし好きなキャラがいるので、次の巻も期待して待つことにします。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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