2019年05月26日

The Court Magician

(雑誌収録作品ではありますが、雑誌として読んだわけではなくWeb上で単品として読んだ作品なので、悩みながらもWeb小説カテゴリで)

http://www.lightspeedmagazine.com/fiction/the-court-magician/

短編作品(3160語)。ネビュラ賞最終候補、ヒューゴー賞・ローカス賞最終候補(ともに本選はまだ)。

タネも仕掛けもある奇術ではない、本物の魔術師になることを願った少年に待っていたのは、おのれの大切なもの――自分の体の一部や気に入っていた物、親密さを感じていた人――と引き替えに摂政の悩みを解くことを義務づけられた宮廷魔術師としての生だった。

願いを叶えた代償としての喪失の重さがずーんとのしかかってくる展開がたまらなかった。

残念なのは、自分の英語力が拙くて、ラストでどうなったのかまったく読み取れないこと。大人向けの作品はまだ自分にはレベルが高すぎるのかもしれない。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 22:24| Comment(0) | Web小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

予言の経済学(2)巫女姫と転生商人の異世界ギルド代表選対策

予言の経済学 2 巫女姫と転生商人の異世界ギルド代表選対策 (レジェンドノベルス)
予言の経済学 2 巫女姫と転生商人の異世界ギルド代表選対策 (レジェンドノベルス)

レジェンドノベルス|シリーズ別一覧|予言の経済学

事業への株式システムの導入までならまだしも、イノベーター理論(アーリーアダプターとかアーリーマジョリティーといった感じの考え方)による需要の流れの予測とかになると、経済学というよりも経営学の領域に入ってきてないですかねという。いやまあ大きなくくりでは経済学といえるんだろうけど。

ともあれ、今回は特に転生商人大活躍な話であった。ほかの人のコメントで見かけたんですが、今回もミステリー的な構造で。サブタイトルにもなっているギルド代表選に絡んで不穏な動きがすこしずつ伝わってくるなかで、主人公の打った布石の効果が形となり、最後に結末とともにその深層が明かされる。そうした感じの流れが今回も読み味として楽しませてくれる話でした。巫女姫の見せ場があまりなかったのがややさびしいところではありますが、そのぶん幼なじみの商人娘さんがあれこれ立ち回ってた印象なのでこれはこれで?

それにしても、学園の中からはじまった地方出自の商人の話が、1巻では王国西部公爵領域に広がったかと思えば、この巻では全王国規模への広がりを見せ、次回はさらに帝国にまで広がっていきそうな気配もあり。膨らむスケール感にわくわくさせられます。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 02:21| Comment(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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