2019年05月11日

月夜に誘う恋の罠

月夜に誘う恋の罠 (エタニティ文庫)
月夜に誘う恋の罠 (エタニティ文庫)

月夜に誘う恋の罠(文庫本) : 月城うさぎ | エタニティブックス〜大人のための恋愛小説レーベル〜

これはある種の主従ものっぽかったというか。ハイスペックなお嬢様ヒロインによって、年上の男が翻弄される感じの流れがとてもよかったです。

しかしその発端が、結婚はしたくないヒロインが、それでも子どもはほしくなったことによるものだから、なんともエロティックな展開になるもので。男なんていらないと思うにいたった経緯は同情できるものだし、周囲の友人たちの結婚・出産に感化されて子どもへの欲求が芽生えるのも理解はできるけど、だからっていくらなんでも、関係を迫るお相手の男に対して、お金は払ってもいいけど籍は入れたくないというのは……それなんてエロゲ(死語)最高でした。ハイ。

さすがに恋心を自覚して以降はヒロインのほうがドキドキさせられる側に回ることも多くなってきますが、番外編を見ててもやっぱりお相手の男は基本的にヒロインに頭が上がらない感じの関係性なのが見て取れて、とてもいい話ではありました。そうなんですよ。ティーンズラブでこういう話を探してたんですよという、女主男従の理想像に、これまで読んだ中でもっとも近い話だったと思います(ティーンズラブ小説では)。ぴんときた男性諸氏にはぜひにと勧めてみます。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 22:53| Comment(0) | ライトノベル・本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする