2018年12月27日

服を着るならこんなふうに(2)

服を着るならこんなふうに(2)
服を着るならこんなふうに(2)

「服を着るならこんなふうに」|ヤングエースUP

「俺だって欲しいんですよ スーツに合わせると大人っぽくしっかりして見えて あわよくば普段使いもできるような万能のコートが…」

なんだろう、とても最近の自分の心境とシンクロしたようなセリフが……。ごめんなさい、欲ばったこと言わずに何か買うことにします。

というのはさておき、今回は前の巻のラストで登場した樋口さん流のファッションの考え方が披露されるお話でもありまして。

樋口さん流、それは第一にしてなによりの趣味というレベルでお金をファッションにつぎこむものであり、1巻の話でへーへー言いながら読んでた人間からしてみればまるで別世界のようでもあるけれど、ひとつの方向性としてそうした路線もあるのだと伝えてくれるのであり、それと同時に無限にあるわけでもない元手でのやりくりの方法を教えてくれるものでもあり。いわば、基礎を学んだところで今度はそのすこし上のクラスをのぞいてみる感じでしょうか。

背伸びしないと手が届かないような感もあるものの、でもそうしていろいろ着こなしたりファッションの話をしてる樋口さんを見てると、これはこれでとても楽しそうでもあるんですよね。なににつけ、思いっきり楽しんでいる人を見てるとなんだかいいなあと興味がひかれるものもあるというか。楽しんでこその趣味であり、楽しみ方がわかってくるとより面白くなってくるのが趣味でもあるんだろうなと、本読み趣味の人間としてもわかる部分もあり。

そんな今回の話でいちばん面白かったのは、「流行のシャワー効果」と呼ばれていた考え方。これは服のトレンドの伝播経路に関するもので、おおざっぱにまず海外のトップブランドで最先端のデザインとして生まれたものが、何年も何年もかけて徐々ににその下のクラスその下のクラスのブランドに真似されていって、最終的にはファストファッションのお店でも見られるようになっていくという、そんな流れのことのようで。これを理解しておけば、あらかじめちょっといいお店で下見をきておいて、いいなと思ったようなデザインのものが手頃な店でも並ぶようになったところで手に入れることもできるし、またそうした知識をしいれておくことで大衆的なオシャレの流行を先取りすることもできるのだそうで。この辺、ひとつの流行だけで好みが満たされる人ばかりではないのではという気もするものの、むしろそれほどこだわりのない人にとっての手軽なチョイスとして有効に機能するものではないかと思ったり。

そんな感じで、今回もおもしろい話でした。躁的な買い物には気を付けたいですね……。

あと妹ちゃんも、今回もかわいかったですね。個人的にはメガネかけてるほうがかわいさアップして感じられるような気がしますがそれはともかく。

次回は、どんな話でしたっけ? まだ既読の範疇ですが、そろそろ記憶があいまいになってきてて。ともあれ、次も楽しく読ませてもらいたいです。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 19:01| Comment(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。―AΩ―(1)

即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。-ΑΩ-(1) (アース・スターコミックス)
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。-ΑΩ-(1) (アース・スターコミックス)

即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。−ΑΩ−|コミック アース・スター

あ、これおもしろいわ。

タイトル見て一発ネタかと思ってたんですが、読んでみるとそれだけで短いお話が作れそうな設定がこの一冊だけでもいくつも詰めこまれてる感じ。それになにより主人公とヒロインのキャラがいい感じで、掛け合いがとてもおもしろい。これを読み逃してたのは悔やまれる。

連載開始時点で1話目を読んで、これはおもしろいと思えたものだから、つづきも気になるし原作小説のほうで読んでいこうという気にもなったのだけど、文章で読むと1話から2話にかけてのやられ役がくどくて無理だったという。最近ちょくちょくあることですが、ともあれマンガで追っていく方向で。

それはそれとして、ストーリーとしては、即死チート持ちの主人公がクラスごと異世界転移させられて、スキルなしを理由にクラスの皆から置いていかれる系統の話。

ヒロインの壇ノ浦知千佳(すごい名前だ)も主人公ともども置いていかれた組なんだけど、このふたりの掛け合いが基本的におもしろいんですよね。元の世界からチート持ちだった影響か、異世界に来てもぬぼーっとしてマイペースなところのある主人公に対して、一般人代表のようにしてツッコミをいれていくスタイル。それもいきなり訳のわからない事態に巻き込まれた状況もあってかやけくそぎみなハイテンションのノリツッコミはテンポもよくて、シリアスな状況なのに笑いを誘ってくれて。クズな悪役の言動で気分が悪くなりそうな場面でも後を引かせない効果もあるように感じられたりして。個人的にこのマンガ版のテンポとは相性のいいところがあるのかもしれません。

というのもこの作品、登場人物にろくでもないやつが多いんですよね。知千佳がスタイルのいい女の子だとなると好き勝手な欲をあらわにしたり、特別なスキルを手に入れたことでそうでない人たちを見下したり。しかもそのほとんど全部が転移してきた日本人だったりするからあきれるというかかわいた笑いしか出てこないところで。まあ主人公も他人よりちょっとチート能力との付き合いが長いというだけで、中身は健全な男子高校生みたいなんですけどね。こんな状況を見れば知千佳ならずとも「ろくな男がいやしねーよ!!」って反応にもなろうというもの。

そんな感じで、日本人のダメっぷりやらヒロインによるテンポのいい掛け合いやらを楽しませてもらいつつも、話としてはまだはじまったばかりというところで。主人公のチート能力もまだその全貌はうかがいきれないところがあり、ヒロインの知千佳のほうもなにやらいわくありげなスキルを抱えてそうですがこちらもお披露目はまだ。つまり能力バトルものとしておもしろくなれそうな要素がまだ秘められてるんですよね。それに、転移先の世界についてもわからないことだらけであり。この先どういった方向に話が転がっていくんだろうかと、ふくらむ期待を抱きながら次の巻を待ちたいところですね。
posted by 青山尚之(あおやまたかゆき) at 01:25| Comment(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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